近頃は、男性を対象としたメンズエステも増えています。その一方で、「◯◯県メンズエステ10件摘発!」等の記事が出ることも少なくありません。
「摘発」されるということは、メンズエステを行うにあたって関連する法令に違反し無許可で営業していたケースが多いです。どのような許可等が必要になるのでしょうか?
本記事では、メンズエステの開業に必要な手続きやポイント、注意点について解説致します!
メンズエステの開業のために必要な許可とは?

原則、癒やしを提供するメンズエステについては、税務署に対して提出する開業届で足ります。もっとも、提供する内容によって取得する必要な許可が異なります。
美容系メンズエステ
メンズエステの内容について、スキンケア等をする場合は特別必要な許可はありません。性的好奇心を満たすものにならないからです。
しかし、性的サービスを含む形で事業を行っている場合は風営法違反により摘発されます。
性的好奇心を与えるサービスを行わないように、スタッフに注意喚起していく必要があります。
風俗系メンズエステ

『個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業』をする場合には、風営法上の許可を取得しておく必要があります。
射精の有無は問題ではありませんのでご注意ください。露出度の高い制服を着用してサービスを提供する場合は「性的好奇心に応じて、、」に繋がりやすくなります。
「このくらいなら大丈夫」と主観的に判断しないようにしましょう。
その他注意点について
メンズエステの施術内容として、眉毛をカットしたりする場合は美容師免許が必要となります。それに加えて、保健所にて美容所開設届を提出する必要があります。
また、食事を提供する場合については、保健所に対して飲食店営業許可が必要となります。コーヒーやジュース等を提供する程度であれば、飲食店営業許可は必要ありません。
メンズエステにおいて何を客に提供するのかを決めた後に、関係法令の確認をしておきましょう。
まとめ

経営者として、契約書や誓約書等の準備をする必要もあるでしょう。関係法令の確認や注意しないといけない内容について、一から調べるとなってもかなり時間がかかります。事業運営に専念されるべきですので、専門家にご依頼することを推奨致します。弊所では、風営法上の手続きについてサポートを承っており、柔軟な対応を心がけています。
本業に集中される事業者様に代わって、書類の作成と提出まで全て代行致します。弊所は柔軟性や丁寧さに加え、フットワークの軽さにも自信があります。煩わしい手続きは専門家に任せて、本業に注力することを強くお薦めいたします。遠方地域で申請に行けない場合やお急ぎの場合は是非弊所にお問い合わせください。


