シーシャバーを始めるために必要な許可とは?許可の内容について解説!

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シーシャとは、別名水タバコといいます。味のついたタバコの煙を水のフィルターに通して楽しむ喫煙具です。

最近では、シーシャを提供するお店も多くなっています。その際に必要となる許可はどのようなものになるのでしょうか?

本記事では、シーシャバーをはじめるにあたって必要な手続きについて解説致します!

シーシャ(水タバコ)とは?

シーシャ(水タバコ)とは、たばこの葉にフレーバーを付けて、たばこの刺激とフレーバーの味わいを同時に楽しめる喫煙具です。

たばこの葉を使用するため、20歳以上でなければシーシャを吸うことはできません。

そして、シーシャはタバコ類に該当するため、「たばこを販売するための許可」を取得する必要があります。

この「たばこを販売するための許可」は以下のように分類されます。

・たばこ小売販売許可
・たばこ出張販売許可

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

タバコを販売するための許可とは?

たばこ小売販売許可について

たばこ小売販売業は「特定小売販売業」 と「一般小売販売業」の2種類に分けられます。シーシャバー開業にあたっては「一般小売販売業」になります

小売販売業許可を取得するためには大きく分けて「距離基準」「売上基準」による規制があります。

その中でも距離制限がかなり厳しいため、許可の取得が難しい場合が多いです。そのため、「出張販売許可」を検討する方が多いです。

たばこ出張販売許可について

たばこ出張販売許可とは、シーシャの仕入れ業者(たばこ小売販売業者)が取得するものになります。許可されている場所以外に出張してたばこを販売することができる許可になります。

この場合は、先程お伝えした「距離基準」等がなくなりますので許可を比較的に取得しやすくなります。

しかし、たばこ出張販売許可の申請者は、シーシャの仕入先業者になります。シーシャの仕入先業者の協力を得ておくことが非常に重要になります。

その他必要な許可について

飲食店営業許可

営業所を管轄する保健所に許可の申請をします。電子申請で行うことができる場合もあるため、必ず確認をしておきましょう。

飲食店営業許可については、そこまで複雑な手続きはありません。しかし、開業準備をスムーズに進めるためにも面倒な申請業務については専門家に依頼することを推奨致します。

消防手続きについても忘れずに行いましょう。

詳しくはこちらの記事をご確認ください!

深夜酒類提供営業許可

午前0時以降もシーシャバーを営業し、主として酒類を提供する場合は深夜営業許可の申請が必要になります。

こちらについては、かなり要件が設けられます。客室の面積要件や照明についても規制があるため、「この店で開業をしよう」と考えている段階で、行政書士等の専門家に依頼することを推奨致します。図面についても、かなり詳細なものが求められるためご自身で作成されるとなるとかなり時間を要すると考えられます。

詳しくはこちらをご確認ください!

まとめ

弊所では、風営法上の手続きについてサポートを承っており、柔軟な対応を心がけています。先程記載した許可を取得していなかった場合は罰則規定がございますのでご注意ください。

本業に集中される事業者様に代わって、書類の作成と提出まで全て代行致します。弊所は柔軟性や丁寧さに加え、フットワークの軽さにも自信があります。煩わしい手続きは専門家に任せて、本業に注力することを強くお薦めいたします。遠方地域で申請に行けない場合やお急ぎの場合は是非弊所にお問い合わせください。